富士見パノラマで#2 SNOW RIDE FEST開催

SNOWシーズンを締めくくるイベント

4/5にスノーシーズンが終了し、4/25のサマーシーズンオープンを控えた富士見パノラマリゾートで、第2回目の開催となる2025 SNOW RIDE FEST 雪上DHレースが行われた。

2度目の開催となる今年はマウンテンバイクのみのレースとなり、他のイベントと日程が重なってしまったが、70名ほどの参加者を集めての開催となった。
午前中はスキー、スノーボードでのメインゲレンデのインスペクション、午後にはマウンテンバイクに乗ってのインスペクションが可能となり、林間セクションの試走が可能となった。

コースの状況は昨年よりも開催日ギリギリまで雪が降り、気温があまり上がらなかったこともあって、雪の量も十分。圧雪もされていることで、雪上でありながら昨年よりも乗車しやすいだろうと推測された。

今年は試走時間を延長

今年からマウンテンバイクのみの参加ということで、スタートの14時までの間に、2段階の試走時間が設けられた。午前中はスキー&スノーボードによるコースチェック。参加者にはゴンドラ1日券が配布され、富士見パノラマのレンタルギアを安価で利用することもできるので、ガチのレースというよりも1日でウインタースポーツと、シーズン前のゲレンデダウンヒルの2つのアクティビティーを楽しむことができる欲張りなイベントともいえる。

午後スタート時間ギリギリまで実際のフルコースをマウンテンバイクで走行することができ、昨年プロライダーを抑えて優勝を飾ったファットバイクと、いつも慣れ親しんだトレイルバイクを持ち込み、どちらのバイクがコースに向いているかを試すこともでき、昨年よりも入念にコースチェックをするライダーが多かった。

14時山頂からレーススタート

スタートはゴンドラを降りたゲレンデの緩斜面。急角度のメインゲレンデ途中にある中間池部分から、旧Aコースのハイスピード区間からまたメインゲレンデへ戻る昨年のコースと同様。ゲレンデは雪が豊富だったが、中間池からのハイスピード区間には雪はなく、ややマッドという状況。午後になって雪がかなり緩くなり、走りづらくなったようで、全コースの乗車は難しく、緩斜面のゴール前では押して走ったほうが早いという状況だった。

ゴールしてきたライダーはバイクを押しながら走り、息を切らせながらゴール。倒れ込むライダーが多かったにもかかわらず、「めちゃくちゃしんどかったけど、とても面白かった」という意見が大多数で、あまり経験することができないシチュエーションを存分に楽しんでおり、来期も参加したいというライダーも多く、2回目にしてコアなライダーの年間スケジュールとして定着しそうな勢いを感じた。

優勝したのは昨年に続き、ファットバイクで参加の岩崎さん。スキーの前走者に迫るスピードでスタートから飛び出し、そのままゴールし、タイヤの空気圧を極限まで低く設定し、パンクするかしないかのギリギリのセッティングによって、この大会2連勝を飾った。

表彰式の後はお楽しみの抽選会。協賛する各社からの賞品をはじめ、富士見パノラマからはシーズン券や1日券など、豪華な商品が着順に関係なく、くじ引きで当たるなど最後まで参加者全員が楽しめるレースとなった。

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グリーンシーズン間近! シーズン券の早割は4/19必着


現在グリーンシーズンへの切り替えを進めている富士見パノラマだが、グリーンシーズンは4/25(金)〜。今年はシーズンを延長し、11/24までというロングシーズンを予定。すでにシーズン券販売も開始されており、4/19までに購入すれば、食事券500円×12枚(通常6枚)に同行者1000円割引券が3枚付いたお得な早割もあるので、購入希望者は早めに申し込もう。

問:富士見パノラマリゾート