RENTHALの新グラフィックが発表

落ち着いたシンプルなカラーに変更
2010年以来、MTBのレーシングハンドルをリリースしているRENTHALは、モーターサイクルで長い歴史と信頼を得ているブランドで、ワールドカップライダーの使用率も高く、数多くの勝利を支えている。昨年来日したスペシャライズドのロイック・ブルーニー選手も使用。選手用のスペシャルモデルではなく、市販されているモデルをそのまま使用していることからも、完成度と信頼性の高さは折り紙付きだ。もちろん国内でもダウンヒルをはじめ、エンデューロ競技に参戦しているトップライダーが多く使用しており、世界中で高い支持を集めるレーシングブランドといえる。
代表的なプロダクツといえる「FATBAR」は、昨年ハイライズバーをリリース。今回はグラフィックを変更するなど、積極的な開発を行っている。ロゴ自体に変更はないが、ゴールドモデルはブラックロゴ、ブラックはバー本体と同系色いわゆるステルスカラーを採用し、落ち着いたハンドル周りとなり、一部センターマークプリントも変更されている。ハンドル周りをすっきりとシンプルに魅せたいというライダーには最適なモデルといえる。
このハンドルの日本入荷は8月下旬予定
ハンドルのバリエーション
RENTHALのハンドルバーラインナップにはカーボン製の「FATBAR CARBON 35」と「FATBAR LITE CARBON 35」。アルミ製は「FATBAR 35」と「FAT BAR LITE 35」で、カーボン、アルミ共にワールドカップダウンヒル競技での使用に耐える剛性を備えており、軽量なLITEモデルはエンデューロ、トレイルライド向けを想定したモデルとなる。それぞれライズが数種類ラインナップするので、自分の乗り方やポジションにフィットしたサイズを選べるのも特長だ。
コストを落として安易に廉価なモデルをリリースしたり、サイズやシェイプの変更がないのは、現在の完成度が高いことも意味しており、高品質なパーツを製造し続け、質実剛健なレーシングブランドならではといえ好感がもてる。
V3 Fatbar Carbon 35

V3 Fatbar 35

V3 Fatbar Lite Carbon 35

V3 Fatbar Lite 35

SPEC
価格:¥31,680(カーボンモデル)、¥16,280(アルミモデル)
V3 FATBAR CARBON 35 | V3 FAT BAR 35 | V3 FATBAR LITE CARBON 35 | V3 FAT BAR LITE 35 | |
素材 | UD CARBON | 7050 T6アルミ | UD CARBON | 7050 T6アルミ |
カラー | カーボンブラック | ブラック、ゴールド | カーボンブラック | ブラック、ゴールド |
幅 | 800mm | 800mm(20〜40)、820mm(50〜70) | 760mm | 800mm |
バックスイープ | 7° | 7°(20〜40)、9°(50〜70) | 7° | 7° |
アップスイープ | 5° | 5° | 5° | 5° |
ライズ | 20、30、40mm | 20、30、40、50、60、70mm | 10、20、30、40mm | 10、20、30、40mm |
クランプ径 | 35mm | 35mm | 35mm | 35mm |
重量 | 約225g | 約305g(20、30、40)、 345g(50)、355g(60)、405g(70) | 約190g | 約270g |
問合わせ:エイアンドエフ