ROCKSHOX新型ワイヤレスドロッパーポスト

エア式でメンテナンスも容易

ワイヤレスで軽快なタッチでサドル高を変更可能なROCKSHOXのワイヤレスドロッパーポストが生まれ変わった。

構造をエア式としたことで今までのオイル式モデルと比較にならないほどメンテナンスサイクルが延長。バッテリーの装着位置をロワチューブ前方に移すことで、ドロ跳ねによる汚れやリヤタイヤとの干渉を避けており、従来のややネガティブであった部分を取り去った。さらにトラベル量を7サイズと従来の4サイズから拡充し、100mmから最長250mmという豊富なストローク量のモデルを用意したことで、バイクやライディングスタイルにベストなストローク量を選ぶことができるのが嬉しい。

SRAM本国のサイトでは最適なシートポストのストローク長を選ぶために専用の計算機が用意されているので参考にすることができる。

RockShox Reverb AXS B1

¥105,700

主な変更点

■バッテリーの取り付け位置をサドルクランプ後方から、ロワーチューブ前側に移動

 ・落車や泥跳ねの影響が少なくなる
 ・サドルクランプ設計の自由度が増え、1種類のクランプで7×7mm、7×9mm、7×10mmのレールが使用可能に
 ・サドルバッグの使用が可能に

■サイズ展開が豊富に

 ・前モデルはトラベル量が100mm/125mm/150mm/175mmの4種類
 ・新モデルは100mm/125mm/150mm/175mm/200mm/225mm/250mmの7種類展開
 ・クランプ径は変わらず、30.9mm/31.6mm/34.9mmの3種類

■オイルの充填が必要のない、エア(空気圧)のみの設計

 ・シンプルな構造で耐久性とメンテナンス性が向上
 ・前モデルは50時間ごとの分解/洗浄/潤滑が推奨されていたが、新モデルでは300時間ごとに(シール交換等の頻度は変わらず2年ごと推奨)

■新機能: Active Ride

 ・最大伸長時はしっかりとした支持力を提供
 ・僅かでもサドルを下げて使用しているときは、上下方向に若干の遊びを生みだし、登坂時の快適性とコントロール性を向上

■AXSエコシステム

 ・ワイヤレスで配線の必要ない美しいデザインを実現。簡単な取り付け、取り外し
 ・バッテリー、充電器はAXSディレイラーと共通
 ・AXSアプリでシフトボタン/ドロッパーボタンの割り当てやファームウェア更新が可能
 ・これまで販売されたすべてのAXSシフターで伸縮操作が可能(Wireless Blipsは使用不可)

SPEC

ポスト径トラベル量最小挿入長最大挿入長最小露出長最大露出長
30.9、31.6mm100mm80mm185.7mm162.5mm268.2mm
125mm80mm210.7mm187.5mm318.2mm
150mm80mm235.7mm212.5mm368.2mm
175mm80mm260.7mm237.5mm418.2mm
200mm110mm285.7mm262.5mm438.2mm
225mm120mm310.7mm287.5mm478.2mm
250mm168mm335.7mm312.5mm488.2mm
34.9mm100mm80mm188.6mm164.2mm272.8mm
125mm80mm213.6mm189.2mm322.8mm
150mm80mm238.6mm214.2mm372.8mm
175mm80mm263.6mm239.6mm422.8mm
200mm110mm288.6mm264.2mm442.8mm
225mm120mm313.6mm289.2mm482.8mm
250mm160mm338.6mm314.2mm492.8mm
712g(31.6/200mm、バッテリー除く)
互換性のあるレバー:
AXS Pod Ultimate Controller、AXS Pod Controller、AXS Pod Rocker Controller、Eagle AXS Controller、Eagle AXS Rocker Controller、GX Eagle AXS Controller、Reverb AXS Controller、Blip Box AXS、Red AXS E1、Red eTap AXS D1、Force AXS D2、Force eTap AXS D1、Rival AXS、Apex AXS、Vuka Shift AXS 90

問:メニーズ

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