4/29長野県富士見町に無料のMTB広場がオープン

諏訪・八ヶ岳マウンテンバイク協会が整備したフィールド

2023年初頭に設立された「諏訪・八ヶ岳マウンテンバイク協会(SYMA)」が整備した誰でも無料で楽しめるフィールドが、4/29長野県富士見町にオープンする。

名称は「乙事マウンテンバイク広場」。次世代を担うキッズ達に、地元で楽しんでもらおうと昨年から準備してきたパークだ。

設立1年目の昨年は、活動の趣旨を認知してもらうためにMTBイベントへ出展しながら、マウンテンバイク体験会などを開催しながら、活動エリアに近い富士見町と協議を重ね、富士見町町民広場内の一部広場の維持管理を託されてコース整備を行い、ついにオープンを迎えた。

場所としては富士見パノラマリゾートからクルマで15分ほどの「富士見町町民広場」内の一部で、オープン時にはキッズやキックバイクでも楽しめる4コース。ジャンプやドロップオフ、岩や木の根もほとんどなく斜面も緩やかなので、安全性にも優れており、安心してキッズを遊ばせることができる。

現在はエントリー向けのコースだが、オープン後もスキルアップのためのコースやパンプトラックの制作など、拡張していく予定だ。

今回富士見町と交わした協定書は、ローカル団体が地方自治体との協力によるフィールド整備の一つの事例として全国で活動しているローカル団体や、今後立ち上げを検討している有志の参考になればという思いでSYMAのHPで公開している。気になった方はぜひSYMAのページをチェックしてほしい。また、この活動に関して賛同する活動メンバーや寄付なども受付中だ。

中心部からすべてが見えるコース

近隣フィールドやパークでは、キックバイクを卒業したいキッズや初めてMTBに跨がるライダーが楽しめるエントリーレベルの難易度をもったフィールドがなく、気軽に体験してみるといってもなかなか敷居が高かったが、このフィールドがオープンしたことで、安心して走行することができ、キッズ達も自由に遊べるようなレイアウトとなっている。

本格的なコース走行前のステップアップのためにも最適なコースレイアウトで、初めてMTBに乗る方にも優しい林間トレイル。もちろん乗り慣れたライダーには物足りなさを感じてしまうかもしれないが、家族で楽しんだり、キッズの練習には最適なフィールドといえる。

また、中心に設けられた休憩スペースからほぼすべてのコースを見渡すことができるので、走りに夢中なキッズを安心して走らせることができる。

コースデータ

・富士見町町民広場内(テニスコート脇)
・コース使用料:無料
・解放期間:4/29〜11月
・解放時間:8:30〜日没まで

※基本的なルールは施設内の2カ所にメイン看板として掲示してあるので、ルールを守って楽しく安全に利用しよう

問:SYMA

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