妙高アルペンブリックのコースを紹介

上信越自動車道の妙高高原ICから約4km、およそ10分で到着するマウンテンリゾート

昨年から本格的に常設コースとして運営が開始された「アルペンブリックMTBパーク」。
すでにENS等のレースも開催され、走行を楽しんでいるライダーもいるが、まだ行ったことがないという方のためにコースの詳細をお伝えしたい。

都心からクルマで約3時間。高速道路を降りてすぐに位置しているアルペンブリックは、妙高の大自然と天然温泉の宝庫だ。

コースとしてはダブルクラウンのDHバイクで走行も可能だが、一番楽しめるのは前後160cmほどのエンデューロモデルがベストマッチといえるコースレイアウト。一部に高速区間はあるが、全体的に斜度も緩やかで、キッズも十分に楽しむことができる。

中盤に設けられた林間部分は、シングルトラックとはいえ、さまざまなラインを選べるように広く作られており、トレイルを自在に走行しているような楽しさを味わうことができ、どんなレベルのライダーでもストレスを感じることなく楽しむことができる。

アルペンブリックのコースは初心者や、本格的なMTBでオフロード走行が初めてというライダー向けに、さまざまな試みを行っているのも特長のひとつ。

体験として1回搬送付きのレンタルバイクプランや、1本目に簡単なコーチングを受けて走行できる2本搬送付きのプランなど、体験アクティビティーのためのプランも用意され、レンタルバイクとして用意されているバイクにキッズモデルもラインナップしている。また、スキルアップ用にレストラン横にはパンプトラック、スラロームコースなど、練習できるスペースも設けられ、そこで身体を慣らしてから本格的なコースに入ることができる。

土日限定で初中級者向けにレベルに合わせた2時間のカリキュラムのスクール(受講料は大人3,000円、小人2,500円)も開催しており、初心者から、これからもっと上手になりたいといったライダーにも対応した常設コースといえる。

コース詳細

コース難易度は初級から中級が中心となっており、ほどよい長さなので、疲労度が溜まり過ぎることもない。ダブルクラウンのDHバイクではなく、シングルクラウンのエンデューロバイクが一番楽しめるコースといえる。中盤のシングルトラックは広く設計されており、林間をさまざまなラインで走行することができるので、上級者でも楽んで走行することができる。

また、シーズン中は各部を身持ち良く走行できるように、随時コースの改良が進められており、訪れる度に新しいセクションやラインが追加され、何度訪れても飽きないコース造りが行われており、成長を続けるMTBフィールドとして近隣を含め、首都圏からのライダーも増加しつつある。

現在9月オープンに向けて初心者用の新コースの造成が急ピッチで進んでおり、今後の新コースにも期待が膨らむフィールドとなっている。

スピード感のあるシングルトラックもコースの魅力の1つ

トレイルマップ

妙高山を背に誰もが楽しめる多彩なコースレイアウト。さらにフィールドの造成が進められている

①Skill Up Park

スキルアップパーク(初心者向け)
凹凸のコブがあるアイテムを設置したエリア。上半身と下半身の加重と抜重を駆使してバイクスキルを安全に楽しみながら習得できる。

②Going Green

ゴーインググリーン(初心者向け)
山を走る楽しさを詰め込んだ、冒険心くすぐるロングツアーコース。ゆっくりと、森や草原を走ることができる。

③Beginner Course

ビギナーコース(初心者向け)
今期オープン予定。

④Flow Trail

フロートレイル(中級者向け)
カラマツの森を駆け抜けて複雑に枝分かれするラインはルート取りによって難易度が変化。初心者から上級者まで楽しめるコース。

⑤Pump Line

パンプライン(中級者向け)
アスレチックとパンプトラックの要素を融合させたスロープスタイルコース。最小道幅25cmのラインや一本橋、丸太などのアイテムが続く。

⑥Tsukasa Single

ツカサシングル(上級者向け)
アルペンブリックリゾートのチームライダー、斉木司選手が手掛けたシングルトラックのハイスピードダウンヒル。

⑦Jump Section

ジャンプセクション(上級者向け)
進入スピードやトランジションの感覚、体重移動の練習として効果的な3連のテーブルトップと4連ウェーブが並走するセクション。

⑧Expert Course

エキスパートコース(上級者向け)
今期オープン予定。

⑨Mountaincart Line

マウンテンカートライン(カート専用コース)
スタートからゴールまでノンストップで、どなたでも安心・安全にそして楽しくマウンテンカートを体験できるようにデザイン。

ライディング以外の楽しみも満載

妙高の大自然に囲まれた周囲は、トレッキングや登山にも最適で、疲れを癒やす温泉施設も数多い。

レストランKAYABA

営業時間:9:00〜16:00
ランチタイム:11:00〜14:00
定休日:木、金曜日

ベースとなるレストランKAYABAでは、オリジナルバーガーやカレー、うどんはもちろん、軽食のカフェメニューも充実。さらに地元で醸造されている数種のアルペンブリックビールを妙高山とコースを一望できるウッドデッキで楽しむこともできる。

アルペンブリックSPA

営業時間:9:00〜22:00(最終入館21:30)
定休日:火曜日(年2回メンテナンス休館日あり)
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、冷え性

妙高高原ICまでの間に位置するアルペンブリックSPAは、妙高山の南地獄谷から湧き出た温泉で、硫黄分を含む無色透明温泉。露天風呂は温泉成分をたっぷりと含んだ源泉の黒泥を混ぜた風呂となっている。風呂を上がってからゆっくりと休める大広間や、インターネットスペースも用意されており、じっくりとライディングの疲れを癒やすことができる。
さらに生活用品やお土産を揃えた売店や、「日本亭 別店 つぐみ」で、日本海の幸を楽しむこともできる。

宿泊しての楽しみ方もあり

ゆっくりと妙高の自然を満喫したいのであれば、ホテルアルペンブリックやトレーラーハウスへの宿泊がオススメ。
400席のホールではディナーバイキング(予約制)があり、醸造されたばかりのアルペンブリックビールを満喫することもできる。

ホテルには旬の食材を提供する創作和食の「暖-DAN-」があり、言うなれば「遊・食・癒」すべてが詰まったフィールドといえる。

アルペンブリックMTBパーク

場所:新潟県妙高市池の平温泉2457-1
日時:2024年4月27日(土)〜10月27日(日)
定休日:毎週木、金曜日
搬送時間:9:00~16:00(30分間隔)

利用料金

大人(11歳以上)小人(11歳以下)
1日券3,9002,400
1回券1,000
5回券3,500
10回券6,000
シーズン券38,00024,000
近隣県割30,00018,000
新潟・長野割28,00014,000
※回数券はシーズン中有効

レンタル

MTBヘルメットプロテクター
1日利用3,500〜1,0001,000
半日利用(AM/PM)2,500〜
一回利用1,500〜
※身長130cmから乗車可能なMTBも用意。レンタルバイクの詳細はこちらから

問:アルペンブリックMTBパーク

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